包茎手術とはどのような手術なのか
包茎というのは男性の陰茎の亀頭部分に常に皮が被っている状態のことであり、物理的に出せる仮性包茎と、どうやっても出せない真性包茎があります。亀頭が皮で覆われていると湿気が高くなってしまい、排尿によって陰茎には雑菌が多くいるため、衛生面でもいい状況とは言えません。
この雑菌で匂いも発生するので、性交渉の際には相手から嫌悪感を持たれることも少なくないでしょう。包茎手術とは被っている皮を切除して亀頭を出すようにする手術であり、手術内容は覆っている皮を切除して縫合するというものです。手術する時間は短く、抜糸するまでは陰茎に違和感を生じてしまいますが、数日間で抜糸できて以後は問題なく生活できます。
日本人の成人男性は包茎で悩んでいる割合が高くなっていて、包茎手術を受けたいと考えている人は多くなっています。これは性交渉をする場合には陰茎を相手に見せなければいけませんが、包茎がいい印象を持たれていないことを知っているからです。
包茎手術を受けると陰茎はどうなるのか
包茎手術によって亀頭に被っていた皮が取り除かれると、それまでは頻繁に起きていた亀頭周辺の雑菌の繁殖が軽減されます。これは亀頭が下着に常に触れるようになることも理由ですが、簡単に洗えるようになるので清潔感が保てるというメリットが発生するからです。
この陰茎に被る皮は子供の段階ではまだ体ができていないので保護するという意味もありますが、ある程度の年齢に達すれば邪魔な存在にしかなりません。そのため包茎手術で切除してしまうと排尿も楽になり、雑菌の繁殖による匂いも軽減できます。他にも陰茎が下着によって刺激を受け続けるので敏感にならなくなり、性交渉の段階でも早漏という現象が抑制されるという効果も期待できるでしょう。
成人になると陰茎についての知識や性交渉の相手がとのような感情を抱くのかわかるようになり、それが無くなると男性としての自信を持つことにも寄与できます。この男性としての自信を持てることも、包茎手術を受けると得られるメリットです。
まとめ
包茎手術は自分が陰茎で持っているコンプレックスを他人に知られることになり、躊躇してしまう人も少なくありません。しかし、亀頭が常に皮に覆われていて湿っているという状態は決していいとは言えず、健康であればいいのですが、免疫力が低下すれば悪影響を生じてしまいます。
多くの場合に性交渉をする相手のために包茎手術を行いますが、自分自身の体を守っていくためにも包茎手術は有益です。短時間で終了して費用もそれほど高くないので、検討して適切な判断をするようにしてください。